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「――であるからして、この動詞には……」
さんさんと降りそそぐ太陽が眩しかった。
南青山にあるここ宝仙大学大教室も初夏の陽射しに満ち溢れ、居眠りする気もおきないくらい。
階段状の教室は半分くらいが埋まっていて、お喋り、携帯、中には真面目にノートを取る学生様々だけど、授業としてはまずまずかな。
だけど、その普通の授業中、ぼくはとてもどきどきする気持ちと向き合う羽目になっていた。
「ちゃんとノート取れよ」
と、隣に座る泰征くんが言った。今日の彼のいでたちはジルサンダーのタンクトップにカーゴパンツ。胸のシルバーはクロムハーツだろうか。
ぼくたちの座るのは階段教室の最後尾で、周りには誰もいない。一番近くの人でも五列前。
なのに、ぼくはとてもじゃないけど落ち着いていられなかった。
「ほら、拓海」
「う、ぅん……」
どうしてもいやらしい息が漏れてしまう。
だって、さっきから、泰征くんの指がぼくのお尻の中で蠢いているのだもの。
ぐちゅっ、ぐちゅっ、と響くのはアソコの音。
ノートなんて取れないよ……って思うのに。
「何やってんだよ、ここ試験にでるんだろ?とっとと書けよ」
泰征くんは容赦がない。
仕方なく、ぼくはのろのろと彼を見た。
「で、でも、泰征くんの、その、指、が……」
「指が何だって?」
「あ、そ、その、お、お尻の中の指が……授業中なのに……」
恥ずかしい。
教室の中だというのに、ぼくはジーンズと下着を膝まで下ろされ、お尻の中を悪戯されているのだ。もちろんTシャツを着た上半身はそのままだし、机と椅子でそこは死角になっているけど、ぼくのお尻は丸出し。
その上、アナルで感じる体質になっちゃったからペニスはぴんぴんで、その勃起を泰征くんのシャツに隠されているから情けないことこの上ない。
誰かに見られたらどうしよう……そう思うと、とてもノートなど取っていられないのだけど。
「何優等生ぶってんだよ」
と、泰征くんの指があそこの粘膜をきゅいっとつついた。
「やっ、あん」
ぼくは恥ずかしい声を出してしまう。
泰征くんはにやにや……と笑った。
「ここ弄くられりゃすぐエロくなるくせに、何が授業中なのに、だよ。ほら、ケツもっと上げろ。奥まで入れてやるから」
「や、やん、そんなに動かしたら、あっ、ひぁんっ」
泰征くんの指があそこを蠢き回って、ぼくはたまったもんじゃない。
アナルがものすごく気持ちいい場所だと知ってしまったから……それだけでどうにかなっちゃいそう。
ぼくがぶるぶるっ……と身体を震わせれば、泰征くんは面白がるように覗き込んできて、もう、ひどすぎるよ。
彼はそうやってしばらくぼくを悪戯すると、耳元で言った。
「夕べも蛭本に舐められてよがってたじゃねぇか。え?中までたっぷりやられて感じまくったんだろう?」
「だ、だって、ふたりにあんなことされたら、あっ、やぁん、も、やめてよぉ……」
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